QUESTION(SQ0304041)

データベース・サーバでバッチ処理を行うと、クライアント処理のパフォーマンスが下がってしまいます。 これを回避する方法はあるでしょうか？

ANSWER

接続レベルのプロパティに'BACKGROUND_PRIORITY'というオプションがあります。
これを使用することで、現在の接続以外の接続パフォーマンスへの影響を制限することができます。

個々の接続または PUBLIC グループに設定できます。すぐに有効になります。

このオプションを一時的に設定した場合、この設定は現在の接続にのみ適用されます。同じユーザ ID による別の接続では、このオプションの設定を変えることができます。

指定可能な値
ON、OFF

ON に設定すると、現在の接続が他の接続パフォーマンスに対して最小限の影響しか及ぼさないように要求します。このオプションを使用すると、応答性が重要なタスクを、パフォーマンスがそれほど重要でない他のタスクと共存させることができます。

例：
set option BACKGROUND_PRIORITY = 'ON'