< SQL Anywhere FAQ Linux上で、大量の共有メモリ接続を行うと、ODBCログ(など)に以下のようなメッセージが出力され、接続に失敗します。


FAQ
 

■対象バージョン : SQL Anywhere (Adaptive Server Anywhere) 9

■対象OS    : Linux

QUESTION(SQ0805075)

Linux上で、大量の共有メモリ接続を行うと、ODBCログ(など)に以下のようなメッセージが出力され、接続に失敗します。

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SharedMemory リンクを開始しています。
共有メモリ関数 NewBitSignal が実行できませんでした。
SharedMemory 通信リンクを起動しませんでした。
要求された通信リンクの初期化を無効にします。
サーバに接続できません。

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ANSWER

・現象の原因

ASAはLinuxの共有メモリ接続で、一接続につき一つのセマフォ識別子と、一つのファイルを使用する為、セマフォ識別子やファイルディスクリプタの数が少ない場合に、このような現象が発生致します。

・現象の解決策

OSの設定でセマフォ識別子(sem)やファイルディスクリプタの最大数を十分に増やしてください。
なお、最大数の変更方法は、各Linuxディストリビューションのマニュアルをご参照下さい。


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