QUESTION (SQ1104106)
SQL Anywhereの単純暗号化と強力な暗号化はどのように異なるのでしょうか
ANSWER
単純暗号化は、難読化と同じです。
これにより第三者がデータベース・ファイルを表示し、データを解読することが困難になります。
ただし、暗号に関する知識を持ったユーザはデータを解読できる可能性がございます。
単純暗号化ではキー(パスワード)を必要としません。
強力な暗号化では、AES、またはAES_FIPS 、AES256_FIPS という暗号化アルゴリズムを使用することができます。(FIPS 認定の暗号化には、別途ライセンスが必要です。)
強力な暗号化を使用すると、データは判読不能になり、事実上解読できません。
強力な暗号化では、キー(パスワード)がないとデータベースの操作やアクセスを行うことができません。
警告
強力な暗号化が適用されたデータベースの場合、キーのコピーは必ず安全な場所に保管してください。
暗号化キーがわからなくなった場合は、製品の保守契約を結んでいるサポート・センターに依頼してもデータにはアクセスできません。
アクセスできなくなったデータベースは、廃棄して、新しくデータベースを作成する必要があります。
注意
データベースが暗号化されている場合、WinZip などのツールでデータベースを圧縮しても、元のデータベース・ファイルよりも大幅に小さくはなりません。
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