ST0206027
他社製データベースと同期を行うときのタイムスタンプ精度の設定
Tips!
Mobile Linkを使うと、ODBCに準拠した他社製データベースを統合データベースとし、
ASAまたは
Ultra Lightのリモート・データベースと同期をする事ができます。
この時、差分同期のキーとしてタイムスタンプを使う場合など、タイムスタンプは同等でないと、
タイムスタンプの比較を行ったときに矛盾が起きる可能性があるためです。
ASAのタイムスタンプの精度はデフォルトでマイクロ秒であり、 データベース・オプションを設定することで変更することができます。
そこで、統合データベースのタイムスタンプの精度がマイクロ秒で無い場合、
リモート・データベース作成後以下のデータベース・オプションを設定することをお勧めします。
TRUNCATE_TIMESTAMP_VALUESオプション
タイムスタンプの精度設定を有効にするかどうかを指定します。
’OFF’(デフォルト):精度設定は無効、よって、制度はASAのデフォルトであるマイクロ秒単位となります。
’ON’:精度設定は有効、制度はDEFAULT_TIMESTAMP_INCREMENTオプションの指定によります。
DEFAULT_TIMESTAMP_INCREMENTオプション
タイムスタンプの精度を指定します。
整数の指定が可能です。 例として、
1(デフォルト):精度をマイクロ秒単位とする
1000:精度をミリ秒単位とする
1000000:精度を秒単位とする
となります。
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