ST0209031
クライアントよりサーバ・メッセージを取得する方法
Tips!
通常は、データベースサーバ上のサーバ・ウィンドウで確認するまたは、データベースサーバ起動スイッチにて
-O コマンド・ライン・オプションを使用してサーバ・ウィンドウ出力を任意のファイルに出力する方法があります。
Ver8で新たに追加されたsa_get_server_messages システム・プロシージャを使用すればクライアントからDBISQLにて同プロシジャを
Call することで結果セットとしてサーバ・メッセージを取得することができます。
(例)
call sa_get_server_messages (1)
この例では、メッセージの行番号1から後続するすべてのメッセージ行をローとして返します。ですのでメッセージの最初、Copyright等の部分は不要な場合は、必要な行の行番号を()に指定すれば良いのです。
また、sa_server_option システム・プロシージャを使用すればクライアントよりDBISQLにて同プロシジャを
Call することでデータベース・サーバを再起動せずにデータベース・サーバのコマンド・ラインの一部を変更できます。
これを利用してクライアントよりデータベース・サーバのコマンド・ラインの一部を変更し、任意のファイルにサーバ・メッセージを出力する事ができます。
(例)
a. CALL sa_server_option('request_level_logging', 'all');
b. CALL sa_server_option('request_level_log_file', 'c:\\temp\\z.log')
この例では、a. で データベース・サーバ・スイッチ "-zr all" を使用するように変更し、b.
で出力されるメッセージ(サーバ・ログ)を c:\temp\z.log に出力するように変更します。
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