Tips!
 

■対象バージョン : Adaptive Server Anywhere 7.0.1以降

■対象OS    : Windows 95/98/ME/NT/2000/XP

ST0303035

同期処理のカスタマイズ

Tips!


イベント・フックを使用して、ある特定の条件 (変更の数、特定の変更、または
データに依存しない条件など) が満たされるまで、同期を遅らせることができま
す。または、イベント・フックを使用して、同期定義に含めることのできない
データのサブセットを同期させることもできます。1 つの方法として、テンポラ
リ・テーブルで構成される同期定義を作成し、イベント・フック・プロシージャ
を使用して、同期処理の前後に、必要なデータをこれらのテーブルへコピーした
り、逆にこれらのテーブルからコピーしたりすることができます。

例といたしまして、アップロードの成功または失敗は次のようにしてチェックし
ます。

CREATE PROCEDURE sp_hook_dbmlsync_upload_end()
BEGIN
 IF EXISTS( SELECT 1
       FROM #hook_dict
       WHERE name = 'upload_status'
        AND value = 'committed' ) THEN
   UPDATE sync_params
    SET sync_required = 'N';
 END IF;
END;

同期イベントの詳細につきましては、マニュアルの以下の項目を参照願います。

[ver 7.0.x]
レプリケーションおよび同期ガイド
 第 2 部 Mobile Link 同期
  第 7 章 Adaptive Server Anywhere クライアント
   同期処理のカスタマイズ

[ver 8.0.x]
Mobile Link 同期ユーザーズ・ガイド
 7. Adaptive Server Anywhere クライアント
  クライアント同期処理のカスタマイズ



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