ST0603054
検証の重要性について
Tips!
バックアップしていたデータベースを起動した際に、このデータベースが破損していて、使用できないというケースがあります。
これは、バックアップ元のデータベースが破損している状態でも、まれにバックアップ処理が正常に完了してしまうことがある為です。 この結果、バックアップファイルの上書きなどを行なってしまい、正常なバックアップファイルが無いという問題を起こすことがあります。 バックアップを行なう際には、バックアップされるデータベースが破損していないか確認したうえで、バックアップ処理を行ってください。
データベースが破損していないかどうかは、データベースの検証処理(dbvalid)でのみ確認することができます。
検証処理の詳細については下記のオンラインマニュアルをご参照ください。 ASA
データベース管理ガイド データベース管理ユーティリティ
検証ユーティリティ
なお、テーブルまたはデータベース全体の検証は、どの接続からもデータベースの変更が行なわれていない場合に実行してください。そうでない場合、実際に破損がなくても、何らかの形でデータベースが破損したことを示す重大なエラーがレポートされることがあります。 この為、可能であれば、他の接続が無い状態で検証を行ってください。
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