Tips!
 

■対象バージョン : 9.0.x

■対象OS : すべて

ST0611057

インデックス・ヒントの使用

Tips!

 SQL Anywhereのオプティマイザはコストベースなので、クエリのアクセス・プランは自動的に決定されています。
(つまりクエリがインデックス・スキャンになるのか、逐次テーブル・スキャンになるのかは、Anywhereにより決定されています。)

通常、自動的に決定されたアクセス・プランが使用されることで問題はありませんが、稀にオプティマイザが決定したプランでは十分なパフォーマンスを得られないという場合があります。
このような場合、インデックス・ヒントを使用することにより、アクセス・プランを明示的に指示し、より最適なプランを強制することができます。

インデックス・ヒントを使用するには、FORCE INDEX または WITH ( INDEX () ) 句をクエリに追加します。

(例)
SELECT 〜 FROM テーブル名 FORCE INDEX( インデックス名 ) WHERE 述部

インデックス・ヒントの詳細につきましては、以下のオンラインマニュアルを参照してください。
 ASA SQL リファレンス・マニュアル
  SQL 文
   FROM 句

※注意:インデックス・ヒントはクエリ・オプティマイザを上書きするため、経験のあるユーザのみ使用してください。インデックス・ヒントを使用すると、次善のアクセス・プランが使用され、パフォーマンスが低下することがあります。



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