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■対象バージョン : SQL anywhere 9.0.x以降

■対象OS : Windows、Linux

ST1106072

特定の一接続に対する要求ロギングの実行方法

Tips!

何百人もの他のユーザが接続する可能性のあるライブ・データベースで問題点をデバッグしようとしている状況では、特定の接続に対する要求ロギングを使用すると非常に便利です。

単一の接続に対する要求ロギングを使用するには、データベースの要求ロギングを先に有効にする必要があります。データベース・サーバの起動時に -zr オプションを指定するか、または以下の文を実行できます。

CALL sa_server_option( ‘RequestLogging’, ALL )

以下のコマンドを使用すると、要求ロギングをフィルタリングして、特定の接続に対する要求だけを含めることができます。

CALL sa_server_option( 'RequestFilterConn', connection-id )

接続 ID は、sa_conn_info() を使用して取得するか、または Sybase Central から取得できます。
CALL sa_server_option( 'RequestLogging', None )を実行するか、サーバをシャットダウンすると、要求ロギングのフィルタリングを無効にすることができます。

明示的な要求ロギング・ログ・ファイル(-zoデータベース・サーバ・オプション)を使用してサーバを起動しなかった場合は、CALL sa_server_option( 'RequestLogFile', request-log-file-name ) の呼び出しによって、ロギングを開始する前にログ・ファイルを指定できます。


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