=参考翻訳資料=
本資料は、米国iAnywhere社が、米国時間2008年8月5日に発信した情報の抄訳です。
 
報道関係者各位
アイエニウェア・ソリューションズ株式会社



米iAnywhere、最新版RDBMS「SQL Anywhere (R) 11」を正式リリース

〜データセンター外の企業データ管理システムに新たな潮流〜

 
 

米国iAnywhere Solutions, Inc.(本社:米国カリフォルニア州ダブリン、社長:テリー・ステピアン、以下:iAnywhere)は、米国時間8月5日、ラスベガスで開催されたSybase TechWave 2008にて、SQL Anywhere (R) の最新版となる「SQL Anywhere 11」を発表しました。

SQL Anywhereは、IT担当者がサポートできない環境向けに構築された基幹システムレベルの高性能RDBMSとデータベースの双方向同期のソリューションとして高く評価され、全世界で1,000万本以上ライセンスされています。また、アプリケーションへ組み込みやすく、省リソースのハードウェア上でも初期設定のまま高速で稼動するため、世界で数千社にわたるパートナーが販売するPCサーバや、デスクトップPC、モバイル機器、あるいはリモートオフィス用のアプリケーションに組み込まれています。

今回リリースされたSQL Anywhere 11 では、全文検索機能や、並列ソート、データセンター外の環境に最適化することで即座に更新できるマテリアライズド・ビューなど、基幹システムレベルの高性能データベースとしての機能をさらに強化しました。モバイル・データベースとデータベース同期の市場をリードする製品として、BlackBerryや、MySQLとの同期処理にも対応しました。

米iAnywhere エンジニアリング担当副社長Dave Neudoerffer (デーブ・ニュードルファー)は「SQL Anywhereは、15年以上にわたり、データセンターの外でも稼動するように自己管理機能とデータベース同期機能を強化してきました。親会社のSybaseが提唱するUnwired Enterprise戦略の中の主要製品として、グローバルなエンタープライズ情報へいつでも、どこからでもアクセスできる分散データ管理アーキテクチャを支えているのが、SQL Anywhere 11です」と述べています。

IDC のアプリケーション開発および配布担当リサーチ副社長 Carl Olofson氏は、「以前は、ほとんどのITユーザがデスクで使用するのはある特定のアプリケーションで、一般的な企業情報を処理していたのは『限られた社員』だけでした。しかし、技術の進歩、職務内容の拡大、タイムリーにビジネス・インテリジェンスを使いこなさなければならないという現代のビジネス環境では、オフィス外や、「通常のビジネス時間」外においても企業情報を必要とする人々が増えています。ビジネス情報の活用が革新する中で、iAnywhereは最新のSQL Anywhereにおいても、必要なときに、どこででも広範囲な情報にアクセスできる環境を可能にします」と述べています。

SQL Anywhere 11 には、200もの新機能と強化機能があり、基幹システム向けのデータベース機能も充実させました。

  • パフォーマンス、信頼性、スケーラビリティー:
    $35,000未満のソリューションでTPC-Cベンチマークの最速のパフォーマンス結果を記録。 圧縮インデックスやシンプル構文キャッシングによるマルチユーザでのパフォーマンスを強化し、並列ソート、並列インデックススキャン、インデックス・オンリー検索なども追加することで、クエリ・パフォーマンスを改善しました。

  • フロントライン分析による先進のデータ分析:
    組込み全文検索や、正規表現、即座にリフレッシュされるマテリアライズド・ビュー、ミラーサーバへのリードアクセス、OLAP対応など、リモートロケーションにおけるエンタープライズ機能を実現。

  • 先進のデータベース同期処理:
    随時接続型のネットワークモデルから新しいリレーサーバのアーキテクチャまで。 ロードバランシングや高可用性の機能を加え、MySQLも同期対象の統合データベースサーバとして対応しました。 また、同期クライアントの対応OSにBlackBerryやEmbedded Linuxなどの携帯端末OSを追加し、 これらでバックグラウンド同期が可能になりました(Ultra Light)。

  • 開発者が開発ツールや開発テクノロジーを自由に選択:
    対応言語や対応プラットフォームを拡大しました。 .NETおよびPerlによる外部ストアドプロシージャ、.NET 3.5 のフルサポート (ADO.NET 3.5 プロバイダ、エンティティ・フレームワーク、LINQ対応)、Visual Studio 2008 との統合、PHP、Perl、Pythonへの対応を強化しました。

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関連ニュースとして、iAnywhereは、SQL Anywhereを使用することで低コストのハードウェア上でも高速であることを示したTPC-Cベンチマーク結果を、同日発表しました。

詳細に関しては、http://www.ianywhere.jp/pr/pr_us.html をご参照ください。

SQL Anywhere 11の開発ライセンス無償Developer Edition(英語版)は、http://www.sybase.com/download_sqlany_11_developer_edition よりダウンロードできます。

※SQL Anywhere 11日本語版は、SQL Anywhere 11のマイナーバージョンアップ版からを予定しており、発売時期は未定です。

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SQL Anywhereについて
SQL Anywhereは、アプリケーションへ組み込みやすく、省リソースのハードウェア上でも初期設定のまま高速で稼動するエンタープライズ・レベルの高性能RDBMSです。PCサーバから、デスクトップPC、モバイル機器まで広く対応し、使いやすさとIT担当者によるサポートが難しい環境向けの機能で、全世界で一千万以上ライセンスされ、何千社もの企業システムやISVのアプリケーションに使用されています。また、常時接続が難しいリモートオフィスやモバイルアプリケーション向けの同期ミドルウェアによる堅牢なデータベース同期や、幅広いバックエンド・システムとのオープン統合が可能なため、既存の投資を十分に活かしたシステム構築が可能です。
SQL Anywhereに関する詳しい情報はhttp://www.ianywhere.jp/sas/をご覧ください。

iAnywhere Solutions, Inc. について
iAnywhereは、ビジネスのフロントラインに成功をもたらし、モバイルおよび組み込みデータベース、モバイル管理とセキュリティ、 モバイル・ミドルウェアとシンクロナイゼーション(同期)技術、Bluetoothおよび赤外線プロトコル技術において、世界をリードしています。iAnywhereが提唱する「Always Available(いつでも利用可能)」を実現する技術は、SQL Anywhereその他の製品やサービスを通じて、数千万台のモバイル機器、そして2万社を超える顧客やパートナー企業に利用されています。
● 米国アイエニウェア・ソリューションズ社  ホームページ: http://www.ianywhere.com/

アイエニウェア・ソリューションズ株式会社について
アイエニウェア・ソリューションズ株式会社は、全世界のモバイル・データベース市場で70%以上のシェアを持つ米国アイエニウェア・ソリューションズの日本法人として2003年2月に設立されました。 アプリケーションのパフォーマンス、信頼性、運用効率性の向上を実現する、軽量かつ堅牢なデータベース 「SQL Anywhere」のパッケージソフトや機器組み込みのためのOEM供給をはじめ、金融・ヘルスケア・流通・物流を中心とする各業界向けに通信環境やユーザのスキルに左右されない、柔軟なモバイル・エンタープライズ・ソリューションを提供しています。 最近では、トレーサビリティ、RFIDリーダー/プリンター/PLC、GPS/GIS、などの さまざまな「アンワイヤード・デバイス・ソリューション」の実現に向けて活動しています。
● アイエニウェア・ソリューションズ株式会社  ホームページ: http://www.ianywhere.jp/

【本件に関するお問い合わせ先】
アイエニウェア・ソリューションズ株式会社
営業推進室 伊藤 沢
Tel: 03-5544-6000 / E-mail: Sawa.Ito@ianywhere.com

特記事項:
アイエニウェア・ソリューションズ株式会社(「アイエニウェア・ソリューションズ」)はSybase,Inc.の子会社である米国法人iAnywhere Solutions,Inc.の子会社です。このリリースに記載された、サイベースおよびアイエニウェア・ソリューションズの製品市場、お客様との関係および新製品に関する情報は、様々な不確実性やリスクを含む将来予測の見解です。これらの情報に最終的な影響を与える諸要因については、Sybase,Inc.が米国SECに随時提出している Form 10-K に基づく年次報告書、または Form 10-Q に基づく四半期報告書に詳述されていますが、これに限定されるものではありません (Sybase,Inc.のウェブサイトでもご覧いただけます)。

※※iAnywhere、 iAnywhere Solutions、Sybase、SQL Anywhere、Afaria、OneBridge、AvantGotは、米国法人Sybase Inc.または米国法人 iAnywhere Solutions, Inc.の米国または日本における商標、登録商標またはサービスマークです。BluetoothはBluetooth SIGの商標またはサービスマークであり、iAnywhereはライセンスのもと使用しています。掲載された他の企業名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

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