Adaptive Server Anywhere (SQL Anywhere) 管理ツールでTimbuktu または pcAnywhereを使用する

 
 

ここでは、Adaptive Server Anywhere (SQL Anywhere) Java 管理ツールでTimbuktu またはpcAnywhere を使用する2つのオプションについて説明します。

Timbuktu は、DirectDraw API を使用するプログラムを表示できません。これは、Java VM が画面に描画するために使用する低レベル・プログラミング・レイヤです。
DirectDraw は、Windows NT と 9x に付属しています。Timbuktu は、自身をアプリケーションとオペレーティング・システムの間に挿入することによって機能し、画面、キーボード、マウスの呼び出しを監視します。問題は、アプリケーションからオペレーティング・システムの DirectDraw レイヤへの呼び出しを監視する方法を Timbuktu が持っていないことです。

解決法は 2 つあります。

オプション 1: サーバ・マシンの DirectDraw を無効にする

DirectDraw は、オペレーティング・システムのオプション・レイヤです。ユーザは、Java ランタイム環境のオペレーションに影響を与えることなく DirectDraw を無効にできます (無効にしても気付かない程度の違いです)。

Windows NT を実行している場合:

1. REGEDIT を起動します。
2. HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM を展開します。
3. CurrentControlSet\Control\GraphicsDrivers\DCI を展開します。
4. DCI フォルダには、Timeout というバイナリ値が含まれています。この値をゼロに変更します (ソース:http://www.microsoft.com/TechNet/security/c2config.asp - 16)
Windows 9x を実行している場合に DirectDraw を無効にする方法:
1. DXDIAG.EXE プログラムを実行します。
2. [表示] ページに切り替えて、[DirectDraw アクセラレーション] ラベルの隣にある [無効にする] ボタンをクリックします。
3. [終了] をクリックします。
4. 再起動します。
オプション 2: [Ctrl + Alt + Delete] キーを入力する (NT のみ)

NT マシンでプログラムを実行している場合は、[Ctrl + Alt + Delete] キーを入力します。
この操作により、[Windows NT のセキュリティ] ダイアログが開きます。[キャンセル] ボタンをクリックしてください。これで、Java プログラムが正しく表示されるようになります。


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