PHPとは
PHPは、オープンソースのスクリプト言語です。
汎用スクリプト言語として使用できますが、特にHTMLドキュメントでエンベッドなスクリプトを書くのに便利なように設計されています。
JavaScriptで書かれたスクリプトと異なって(それはたいていクライアントで実行されます)、PHPスクリプトはWEBサーバーによって処理され、その結果として生じるHTML出力がクライアントへ送信されます。 PHPの構文は、他の人気の言語(例えばJavaやPerl)に由来します。
PHPは多くの(SQL Anywhereなどのような)ポピュラーなデータベースから情報を検索できるため、動的なWEBページを開発するには便利な言語です。
SQL Anywhereには、PHPからSQL Anywhereデータベースへアクセスできるモジュールが含まれています。
これらのモジュールとPHP言語を使用して、スタンドアロンのスクリプトを書き、SQL Anywhereデータベースに保存された情報から動的なWEBページを作成することができます。 PHPモジュールのプレビルド・バージョンは、Windows、およびLinuxに提供されており、SQL AnywhereがインストールされたOSシステムの特定のサブディレクトリにインストールされます。 また、バイナリを以下の場所からダウンロードすることができます。
SQL Anywhere PHP モジュールはPHPのバージョンに合わせてください。 PHPの新しいバージョン用にプレビルド・バイナリを追加する予定ですが、お急ぎの場合は自分でビルドすることも可能です。
PHPモジュールはSQL Anywhere 10.0.1.3767 以降を必要とします。*
開発者用リソース
プレビルドのドライバーバイナリ
PHPの適切なプラットホームとバージョンを選択して、以下の最新のPHPドライバーをダウンロードしてください。
Linuxでは、SQL AnywhereはPHPバージョン5に関する64ビットと32ビットのバージョンのモジュールがあります。また、それぞれには、スレッドモデル(Thread Safe)と非スレッドモデル(Single Thread)のモジュールがあります。
PHPのCGIバージョンを使用しているか、またはアパッチ1.xを使用している場合、非スレッドのモジュールを使用してください。アパッチ2.xを使用している場合、スレッド・モジュールを使用してください
また、PHP外部環境サポートを使用している場合、スレッド・モジュールを必ず使用してください。
Linuxでは、スレッドバージョンのPHPモジュールは'_r'がファイル名に追加されています。
Windowsバージョンはダイナミックリンクライブラリとして実装されています。またLinuxバージョンはShared Objectsとして実装されています。
PHP モジュールのインストールについてのより詳しい情報に関しては「SQL AnywhereとPHPの使用前に」を参照してください。
ソースコードからドライバーをビルドするには
SQL Anywhere PHPモジュールのソース・コードは Apache License バージョン2に基づいて提供されています。
ソース・コードはこちらからダウンロードしてください。
*SQL Anywhereのバージョン番号を確認するには、dbeng11 -v(または dbeng10 -v)を使用します。
ご使用のバージョンが10.0.1.3767より古い場合は、最新のEBFを適用してください。
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